こんにちは、tsuboi design workshop 代表ツボイです。
家づくりの際、子供部屋にどれくらいのスペースを取ったらよいか?、
よく相談されます。
一番のより所は親となった、またはなるクライアントさんたちが、
子供時代に与えられた部屋を参考にすること。
でも、これってご夫婦でも大きな違いがあったり、
結構人それぞれなものなんですよね。
どこまで信憑性がある話か定かではないですが、
東大合格者のお勉強スタイルが個室にこもってひとりで、
というよりも、
ダイニングテーブルなど親の目の届くところで勉強している。
なんていうことを見聞きしたことがあります。
大切なのは親子の関わり方、なんですよね。
そういったことから家づくりを考えると、
子供部屋の在り方が少し見えてくるのでは。
上の写真は、
現在小学生のお子さんが3人いるお宅のもの。
子供の小さいうちは3人で広くのびのびと使い、
個室がほしくなってきたら、間仕切る。
そんな想定がしてあります。
下の3枚はお勉強スペースで、
左側のロッカーはひとり6マスづつ、
右側には机を3台並べてお勉強というスタイルです。
子供部屋の在り方については個々の考え方を尊重して、
最終的には取り決めますが、
家づくりとは、
家族の繋がりや関わり方を考えていただくいい機会でもあります。
特に子供の小さなご夫婦にはしっかりと話し合ってほしいなと、
希望しています。
上のお宅はほんの一例に過ぎませんが、
とてもいいアイディアのひとつです。
子供の小さいうちは、
少々散らかしてものびのびと遊ばせてあげられるスペースを確保し、
来るべき時期に必要に応じて個室を作る。
家も家族の成長に合わせて変化できるんです。
そんな家づくりがあることを知っておいてほしいですね。
名古屋+北名古屋+愛知で家づくりのお手伝いをしています。
設計事務所の枠を超えた新しい家づくりのスタイルをご提案します。
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