こんにちは、tsuboi design workshop 代表ツボイです。
阪神淡路の大震災から19年も経つんですね。
当時、駆け出しの頃で、
倒壊した建物の被害状況を調査するため、
震災後間もない現地へ行き、
その現実とは思えない驚くような状況を目の当たりにしたことは、
今でも強烈な印象として残っています。
この地域も大地震が来ると言われて久しいですが、
今また防災意識が少し薄れてきているように感じます。
まだ十分ではない耐震補強や防災計画。
大地震で倒壊する建物の多くは、
昭和56年以前に建てられた建物です。
築33年以上の建物は旧建築基準で建てられているので、
現行基準と比べて耐震性能がとても低いのです。
市役所などでは無料耐震診断を実施されているので、
まずは調査していただき、
その結果を踏まえ、
きちんと補強することを強くオススメします。
もうひとつ、
身近過ぎて軽視しがちですが、
家具等の転倒による圧死、
非難ルートの寸断による逃げ遅れにより建物倒壊に巻き込まれるなど、
これらは新しい家にも言えることなんですが、
①家具、冷蔵庫などの転倒防止、
②食器棚などのガラス部分への飛散防止フィルム貼り、
③食器棚、収納等の扉のロック(開き内容物が飛散しないよう)、
の3点は押さえておいてくださいね。
おととし取得した「耐震化アドバイザー」の資格を十分活用できていませんが、
建物の耐震や地域防災についてのアドバイスから、
工事施工まで行っていますので、
安心してご相談くださいね。
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