こんにちは、tsuboi design workshop 代表ツボイです。
うちが手掛ける個人住宅の6~7割はローコスト住宅です。
しかし、その内容に決してチープなものはなく、
素材の魅力を活かし、
よいものをよりお値打ちに、
と、建築に関わっていただけるみなさんの努力、ご協力のもと成り立っています。
素材の持つ質感を最大限に引き出すことによりつくられた空間は、
フェイクではない本物の味わいが感じられるものとなり、
それが住む人に心地好さを与えるのです。
うちがローコスト住宅に強い理由、その②としまして、
その①の続きから、、、
前回お伝えしたかったことは、
見積書の比較と交渉には、
レアな建築工事単価の相場を押えておくことが肝心です!!、
ということ。
そして、もうひとつ大切なことは、
その工事を建築業者が請け負うことにどれほどのメリットがあるのか、
この度合いによって価格交渉の限界が異なることです。
よく3月は自動車会社の決算だから、
大きな値引きをしてもらった、とか聞きますよね。
どうしてもその契約が欲しいときがあるのです。
そんなことが建築会社にもあります。
忙しくて忙しくて儲かってしょうがないときは、
うちみたいな重箱の隅をつつくような、
見積もり交渉をするところの仕事はしたくないでしょうからね。
まずは見積もりに参加していただける時点で、
ある程度の覚悟はされているはずなのです。
その先はいろんな事情により頑張りの差が出てきますが、
同じ建築業者さんでも時と場合によって、
安かったり高かったりするものなのです。
見積もり比較、交渉でより良い条件を引き出すには、
些細なことの積み重ねがとても大切ですね。
最後に付け加えておきますが、
うちの見積もり交渉はかなり厳しいところをつきますが、
決して無謀なことはいたしません。
きちんと建築業者さんもご納得していただいた上での結果なので、
みなさん気持ちよく工事のスタートがきれ、
良い雰囲気の中、現場は進んでいきます。
お客さん、建築業者さん、そしてうち。
この3者の関係が良好でないといい家づくりはできません。
毎回、この関係づくりを職人さんひとりひとりに至るまで大切にしています。
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