こんにちは、tsuboi design workshop 代表ツボイです。
うちの家づくりのひとつの特徴として、
うち+大工さんの取り組みをご紹介しましたが、
お客様によってはそこそこの規模の工務店を希望されることもあります。
そんな場合の工務店の選び方は、
①会社としての信用度
②実績
③監督さん、職人さんの質
④こちらの仕様に対応可能か
⑤許容できる単価設定であるか
このあたりをチェックし、
すべてを満たしているところとお付き合いさせていただいています。
特に③④⑤についてきちんと確認するため、
実際の現場を見学させていただいたり、
職人さんの仕事振りも見させていただきます。
丁寧な仕事をされる職人さん、監督のいる現場は、
どの工程を見ても現場がきれいなんです。
材料や道具の置き方ひとつでもちゃんと考えてあるのです。
その違いは仕事の内容に大きく現れます。
例えば棚板一枚取り付けるにしても、
見えない壁の内部の適切な補強を骨組みの段階から想定していなくてはならず、
先の先の更に先の出来上がりと使う様を思い描いて今の仕事をする。
それができる大工さん、職人さんがいないと、
行き当たりばったりの仕事となり、
取ってつけたような残念な家が出来上がってしまいます。
完成後すぐはその良し悪しがわからなくても、
住みはじめて暮らしていく中で建具の建て付けが悪くなってきたり、
強度不足から来る不具合が出てきてしまうのです。
このように工務店を選ぶ基準もうちではどうしても、
職人さんや現場を取り仕切る監督さんに目が向いてしまいますね。
やはりいい家、建築をつくる作り手が大切だと思うわけです。