③大工さんを最大限に活用し、家具工事を減らす

のっけから大工さんに怒られそうですが、そうではありません。

大工さんの持っている技術を最大限に引き出さないともったいないよ、ということです。

多くの大工さんは一般住宅の工事に際し、物足りなさを感じています。

材木の刻みもプレカットという工場加工が主流となり、

大工さんの技術を発揮できる場がずいぶんと減ってしまったのです。

(プレカット自体は加工精度の高さ、時間短縮などメリット大ですよ)

高い技術を持った大工さんであるほどその思いは強く、

現場でよくそんな話を聞きます。

その技術を使わないのはもったいない話です。

例えば造り付け家具。

大工さんの使う道具でできることに限られるので、

どんなものでもOKというわけではありませんが、

結構何でもできちゃうものです。

家具工事でつくる物もとても魅力的なので、それはそれでありなんですが。

やはり、いいものは高い。のです。

大工さんのつくる家具もいい雰囲気を持ってます。

コストダウンのひとつの方法に大工さんメイドを考えてみてはどうですか。

ただ、大工さんは職人気質な方が多いので、

「わしは家具工事なんかやらんっ!」って人もいますけどね。